当クリニックの大腸カメラの特徴

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)

大腸カメラが不安でもご安心ください。

①痛みの少ない、苦痛を感じにくい挿入法「無送気軸保持短縮法」による大腸内視鏡検査

大腸は肛門~盲腸まで曲がりくねった臓器であり、特に横行結腸とS状結腸は固定されていない場所であることから、個人差はありますが「挿入時の苦痛が強いところ」といわれています。大腸の長さも同様に個人差があります。
検査の際に空気を送り込みながら腸の内側を確認してカメラを進めていくループ法では、お腹の張りや痛みが伴いやすいです。

一方、当クリニックで導入している「無送気軸保持短縮法」は空気を送り込まず、腸の走行を確認しながら曲がった腸をカメラの先端で折りたたむように進めていき、腸が伸びないように短縮しながら直線的に挿入する方法です。通常のループ法より難易度の高い挿入方法であり、習熟した医師しかできない方法です。

強く押されないため、出血や穿孔(腸に穴があく)などの危険性も少なく、安全な挿入方法といえます。
盲腸まで挿入した後は空気を入れて腸を膨らませながら病変がないかをくまなく観察します。胃腸に優しい二酸化炭素送気をすることにより、お腹の張りも軽減することができます。

②鎮痛剤、鎮静剤を使用した苦しくない、辛くない検査の提供

鎮静剤である「ハロペリドール(商品名:サイレース)」を静脈麻酔として使用することで、眠ったまま(に近い状態で)検査を受けていただくことが可能です。検査中は心拍数や体内の酸素濃度をモニタリングしているので安心です。

③最新の内視鏡システム+消化器内視鏡専門医による病変部の早期発見、早期治療を

当クリニックではオリンパス社の「EVIS X1」(2020年7月発売)という内視鏡機器を導入しております。まだクリニックでの普及率は高くありません。
消化器内視鏡専門医を有する経験・知識豊富な医師が、大病院などと同等の解像度の高い最新の内視鏡システムを用いて、病変の早期発見、早期治療につなげて皆様の健康を守ります。

内視鏡システム「EVIS X1」について

日帰り内視鏡手術可能な大きさの大腸ポリープ、早期大腸癌が発見された場合はそのまま「内視鏡的ポリープ切除術」「内視鏡的粘膜切除術」を行い根治することが可能です。

④検査後は安心の「ベッドで横になったまま」リカバリールームへご案内

鎮痛剤、鎮静剤を使用しているため検査後の移動は転倒のおそれがあり危険です。当院では「コンバーES」という移動式ベッド上での検査を行うので、検査後は横になったままの状態でリカバリールームに移動し、麻酔が切れるまでの30分~1時間ほどお休みいただくことが可能です。検査後も皆様の安全、安心を保証致します。

私共は定期的に受ける検査であるからこそ、苦しくない、辛くない、安心、安全な優しい検査を皆様に感じていただきたいと思っております。

また検査前には消化管の中をきれいにしておく必要がありますので、下剤を服用していただきます。検査日が決まりましたら、食事内容や下剤の服用方法について説明させていただきます。

下記のような方は当クリニックでの大腸カメラをおすすめします

  • 検診の便潜血検査で陽性であった方
  • 今まで1度も大腸カメラを受けたことがない方
  • 便秘、下痢、またはそれの繰り返しが続く方
  • 血便、下血、黒っぽい便が出る、便に血が混じる方
  • 腹痛、腹部膨満感、残便感を感じる方
  • おしりの痛み、違和感、腫れを感じる方
  • おしりから膿が出た方
  • 貧血を指摘された方、顔色が悪いと言われた方
  • 急激な体重の減少を認めた方
  • 大腸ポリープや大腸がんを治療した経験がある方
  • 大腸がんになった家族のいる方

下記のような病気が検査によって判明します

回腸 回腸末端炎、クローン病、小腸潰瘍、小腸がん、悪性リンパ腫など
大腸 大腸ポリープ、大腸腺腫、大腸がん(結腸がん、直腸がん、肛門がん)、大腸憩室症、大腸憩室炎、虚血性腸炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、大腸メラノーシス、ベーチェット病、大腸脂肪腫、大腸粘膜下腫瘍、悪性リンパ腫、内痔核、痔ろう、直腸カルチノイド、直腸潰瘍など

大腸内視鏡検査を受ける際の注意点

大腸カメラを受けると決めたら、まず日時を予約させていただきます。検査をするにあたり事前に採血や同意書への記入を行っていただきます。検査日前日以降の注意点は以下の通りです。

検査2日前
  • ひじき、わかめ、こんにゃく、きのこ類など繊維質の多い食品、イチゴやキウイフルーツなど種子の多い食品は控えるようにしてください。
検査前日
  • 購入いただいた検査食を20時頃までに摂り終えるようにしてください。
  • 20時以降は水分(水、お茶、スポーツドリンク)のみとしてください。
  • 21時に処方した下剤を内服していただきます。
検査当日~来院まで
  • 普段内服されているお薬は6時に内服してください。
  • 朝食は摂らず、水分のみとしてください。
  • 検査の4~6時間前を目安に、前処置用の下剤を飲み始めてください。
  • 自動車やバイク、自転車などを自分で運転してのご来院は控えてください。

大腸内視鏡検査、来院後の流れ

1. 来院後は2階受付へ
当日の体調を確認後、3階の検査室へご案内します。更衣室で検査着に着替えていただき、待合室、またはベッドでお待ちください。点滴のルート確保をします。
2. 内視鏡室へ
ゆったりとした清潔感のある内視鏡室へご案内します。内視鏡ベッドへ横になって左側を下にしていただきます。
鎮痛剤、鎮静剤を点滴から注射し、うとうとしたら検査を開始します。
3. 大腸内視鏡検査
検査時間は10分~20分程度です。炎症やポリープ、腫瘍などが見つかった際は適宜処置を行います。
4. 検査後
検査終了後は仰向けになっていただき、そのまま横になった状態でベッドごとリカバリールームへご案内します。麻酔から覚めるまで30分~1時間程度休んでいただきます。
身支度を整えていただいた後、画像を供覧しながら医師から説明させていただきます。

検査後の注意点について

  • 通常、飲食は1時間後から可能です。
  • 検査当日はシャワー程度にし、車の運転や強度の運動は避けてください。
  • 組織生検検査やポリープ切除をした際は注意事項の用紙を用いてご説明します。
  • 検査後に処方される下剤や整腸剤は飲み切ってください。
  • 検査終了後、気になる症状がある場合は、すぐに医師にご相談ください。

よくある質問

Q 内視鏡検査は本当に苦しくありませんか?

当クリニックでは消化器内視鏡専門医を取得した医師が鎮痛剤、鎮静剤を使用し、苦痛の少ない、辛くない経鼻胃カメラや大腸内視鏡検査を行っておりますので、ほとんどの方がうとうとしているうちに苦痛なく検査を受けることが可能です。

麻酔の効果には個人差があったり、その日の体調によっても薬の効き方には差があります。
適宜お声かけしながら、辛いようであれば鎮静剤を追加使用し検査を進めていきます。

Q ピロリ菌の検査はできますか?

行っております。当クリニックでは主に最も正確な方法である胃内視鏡検査を用いて胃粘膜の採取を行う迅速ウレアーゼ試験を行います。
または尿素呼気検査装置を用いてピロリ菌検査、除菌判定が可能です。
当日の尿素呼気検査も可能ですが、事前(1年以内)に内視鏡検査を受け、慢性胃炎や胃潰瘍などの診断がついている必要があります。また、ピロリ菌の検査の前には中止しなければいけないお薬があります。
尿素呼気検査をする場合は、食事・水分の制限があります。また、妊娠中・授乳中の方はできません。妊娠中・授乳中の方は便や血液でのピロリ菌検査をおすすめします。

Q 検査結果はどのくらいででますか?

胃カメラ、大腸カメラで生検や手術をした場合、病理検査に出しますので結果は10日後~2週間後になります。その他、検査により結果が出る期間が異なりますが、詳しくはスタッフが説明いたします。

Q 胃や大腸にポリープがあった場合切除してもらえますか?

必要に応じて切除手術を行ないます。当クリニックでは内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)や内視鏡的粘膜切除術(EMR)を日帰り内視鏡手術として対応可能です。病変が大きく入院加療を要する方、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が必要な方は、連携先でもある総合病院や専門の医療機関を紹介いたします。

Q 内視鏡検査当日、車の運転はできますか?

検査の際に鎮痛剤や鎮静剤を使用した場合は、車の運転はできません。ご自身で車を運転しての来院はおやめください。麻酔を用いない経鼻内視鏡検査、大腸内視鏡検査の場合は可能です。

Q 内視鏡検査当日、検査後に仕事はできますか?

検査の際に鎮痛剤や鎮静剤を使用した場合は、お休みしていただくことをお勧めします。麻酔を用いない経鼻内視鏡検査、大腸内視鏡検査の場合は可能です。

Q 旅行や出張の予定があるのですが内視鏡を受けても大丈夫ですか?

腸内視鏡検査を行った場合、ポリープなどが見つかった際は、日帰り内視鏡手術となることがあります。出血や偶発症の起こり得る検査後最低1週間以内には旅行や出張の予定を入れないで下さい。

Q 下剤はクリニック内で服用できますか?

できますがスペースが限られており、基本的には自宅での下財服用をお願いしております。

Q 大腸内視鏡検査では、大量の下剤を飲まないといけないのですか?

当クリニックでは、検査前に大腸を洗浄するために2リットルの下剤を飲んでいただいております。
診察や事前検査で大腸の閉塞が疑わしい際には腹部レントゲン撮影をしてから、下剤の服用可能かの判断を行います。

Q 内視鏡にかかる費用はどの程度ですか?

おおむね下記に記載した費用となります。使用する麻酔方法や薬剤により変動します。
初診料、再診料、事前検査、検査着代等の費用は含まれておりません。

胃カメラの費用

3割負担 1割負担
胃内視鏡検査のみ 3500円~5000円前後 1200円~2000円前後
胃内視鏡検査+ピロリ菌検査 5000円~7000円前後 1700円~2500円前後
胃内視鏡検査+病理組織検査 7500円~12000円前後 2500円~4000円前後
胃内視鏡検査+病理組織検査+ピロリ菌検査 12000円~15000円前後 4000円~5000円前後

大腸カメラの費用

3割負担 1割負担
大腸内視鏡検査のみ 6500円前後 2500円前後
大腸内視鏡検査+病理組織検査 9000円~16000円前後 3000円~6000円前後
大腸ポリープ切除術 1か所 20000円前後 7000円前後
大腸ポリープ切除術 2か所 24000円前後 8000円前後
大腸ポリープ切除術 3か所 27000円前後 9000円前後